新しい日本語能力試験 新形式の問題(1)

2010年から始まる新しい日本語能力試験。
今までない新しいタイプの問題も含まれるようですが、具体的にどのような形式なのでしょうか。例題をみながら確認してみましょう。

~文の組み立て問題に注意~【文法】

「文法」の分野で今までにない種類の問題は2つです。
・文の組み立て問題~正しく、意味が通る文を組み立てることができるか
・文章の文法の問題~文章の流れにあった文かどうかを判断することができるか

このうち、「文の組み立て問題」とは例えば次のような問題です。

【N2】
田中選手が今シーズン         ★               のニュースを見て驚いた。
1 彼のけが         2 活躍するのを
3 楽しみに待っていた  4 だけに

ことばを並び替えて正しい文にする問題です。
文を作る能力が必要です。
ふだんから文型を理解するだけではなく、実際に文を作ってみたり、多くの例文を読んでその文型の典型的使い方を知っておいたりすることが大切です。

~二つの問題を読み比べる形式が登場~【読解】

「読解」の分野には「統合理解」の問題が新たに設定されます。
これは、内容的に関連がある複数のテキストを読み比べて、比較・統合をしながら理解できるかを問う問題です。

 具体的な例題についてはhttp://www.jlpt.jp/j/about/new-jlpt.html を見ていただきたいのですが、ふだんの練習としては同じようなトピックの別々の文章を「似ている点」「違っている点」に注意して読むことで、力がつくのではないかと思います。新聞の読み比べの練習もおもしろいかもしれません。

また、「情報検索~広告、パンフレット、情報誌、ビジネス文書などの情報素材の中から必要な情報を探し出すことができるか」という、スキャニングの力を試す問題も新たに出題されます。

次回は「聴解」の新形式の問題をご紹介します。

※例題は『新しい「日本語能力試験」問題例集』より。
http://www.jlpt.jp/j/about/new-jlpt.html

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