Googleで例文を探す方法(1)

例文探しにGoogleを使うことがあります。
今ではすっかり一般的になっています。
しかし、ネット上の文章は玉石混淆。
授業で使える例文を探すのにはこつが必要です。

ポイント-1-
 ""(ダブルクオーテーション)をつける
 ~キーワード完全一致~


これには、「完全一致」の意味があります。
例えば複合動詞「寄せつける」の例文を探すとします。
単純に「寄せつける」と入れただけでは、「寄せ」と「つける」が離れているものもヒットしてしまいます。
これでは困ります。
そこでダブルクオーテーションを入れて "寄せつける" とします。
すると、「寄せつける」に完全に一致したページだけがヒットします。

よく、検索結果の件数を見て
「1万件か。けっこう使われているな。」と
一般的な言い方かどうかをチェックしたりしますが、
このときは必ず""(ダブルクオーテーション)をつけて調べます。

ポイント-2-
 OR を駆使する
 ~複数のキーワードのうち、どれかを含むページを検索~


複数のキーワードを入れると、通常は「AND検索」となります。
つまり、キーワードが全部含まれているページが検索されます。
複数キーワードのうち、どれか一つ(以上)含まれているものを検索するには、キーワードの間に OR を入れます。

先ほどの例で言うと、"寄せつける" OR "寄せつけて" OR "寄せつけない"と
ORを入れると、より多くの例文が検索できることになります。
ORは大文字であることに注意。
「寄せつけない」のように実際には「ない形」で使用することが多い語彙は特にこの方法が有効です。

ポイント-3-
 -(マイナス記号)を駆使する
 ~あるキーワードを含まないページを検索~


○○と△△がよく一緒に使われることはわかる。じゃ、それ以外にどんなことばと一緒に使う?
という時に使えます。
例えば、「うずめる」の例文を探してみます。
すると、「骨をうずめる」という言い方が非常に多いことがわかります。では、それ以外にはどんな用法があるのでしょうか。
そんな時は、 -(マイナス) 検索を使用します。
「うずめる -骨」
または「うずめる -"骨をうずめる"」
で調べてみると「顔をうずめる」など、「骨」以外の例文が見つけやすくなります。

その他に、一つの語彙にいくつかの意味・用法があって
検索結果がことごとく調べたい用法とは違う用法の例文ばかり、というときや
ある分野のページばかりが出てきてしまう、というときにも-(マイナス)は使えます。

以上3つのテクニックを使うだけでもかなり検索精度は上がります。

実際の活用法を次回ご紹介します。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: Googleで例文を探す方法(1)

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.n-lab.org/mt/mt-tb.cgi/34

[PR]おすすめの本
■新N1試験に合わせた完全に新しい完全マスターN1文法。日本語能力試験N1に新たに加わった「文章の文法」の対策もOK。

■日本語能力試験N1読解で限られた時間の中で問題を解いていくためには、問題のパターンに慣れ、それに合わせた読み取りのポイントを押さえることが重要。「対比」「言い換え」「比喩」「疑問提示文」など読解問題のパターン別に練習に取り組むことが力がつきます。

■新しい日本語能力試験N1聴解で必要になる「即時応答」「課題理解」「ポイント理解」「概要理解」「統合理解」の練習問題。

Amazon.co.jp アソシエイト